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自分をモニタリング!ウェブカメラの映像を遅延表示して授業に生かす!

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 動きのある学習をしているときに、見ている側があれやこれやアドバイスをするけれど本人になかなか分かってもらえないということはありませんか?写真やビデオを撮って見せるというのもひとつの手ですが、一人一人に同じことをしてあげるのは大変です。そんな悩みを解決するフリーソフトがあるので今日はそれを紹介します。

ウェブカメラの映像を遅延再生

 やりたいことはつまりこうです。跳び箱で自分が手をついた位置や頭の向き、全体的なバランスなど見るポイントを決めて本人と確認することです。よくあるのが跳んだ直後に、「手はもっと前だよ!」と声をかけてあげることですが、頭でわかっていてもなかなかできないものなんですよね。同じことを何度も繰り返してしまいます。そこで、映像を見せて、思ったより手前だったでしょ?と確認させるのです。デジタルビデオカメラを使う方法も考えましたが、ウエブカメラ+フリーソフトが一番お金がかからず簡単な方法だと思います。

準備するものと手順

準備

 必要なものは、ウェブカメラとパソコン1台です。映像を大きな画面に映したいのであれば、パソコンからHDMIケーブルやRGBケーブルでテレビにつなげば通常通り表示できます。

手順

1、フリーソフトのLAG MIRROR – ラグミラーをインストールします。

2、パソコンにUSBウェブカメラを接続します。(安いもので可)

3、管理者権限で起動します。

 Windows7以降で使う場合は、右クリックし、「管理者として実行」が必要な場合もあります。私のパソコンはWindows8やWindows10ですが問題なく使えています。

4、何秒遅延にするか設定する。

 設定はこれだけです。高度な設定として、出力サイズを変更できますが、画質を上げれば重くなるためか動きがぎこちなくなります。

※LAG MIRRORは、webカメラの映像を遅く表示することで数秒前の自分の姿を確認することができるソフトウェアです。

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実践報告を待っています

 どんなシステムもあとは使い方次第ですよね。私はそれを生かし切っているとは言えませんが、体育の授業ではよく使っています。繰り返しになってしまいますが、自分で「できているつもり」のものを客観的に見る。それも、その場ですぐ。録画して後から見せるということはよくありますが、すぐに修正して次に生かせるということでは効果的な学習が進められそうです。やってみたよ!こんなのがいいんじゃない?などありましたら、ご意見をお聞かせください。ちなみに、家でもやってみました。手持ちのウェブカメラをつないで、3分でセッティングできましたよ。

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