卒業式お祝いの言葉

 卒業式のシーズンがやってきました。転勤前に担任していた子どもたちが卒業するということも当然ありますし、この仕事をしている以上、そこに出席するということはなかなか難しいものです。せめて、祝文を送ろうと思っても、評価の時期と重なりバタバタと。結局ギリギリになって迷惑をかけてしまうなんてことにもなりますよね。今回の記事では、祝文に使える雛形と文例を紹介します。なお、学校間でやり取りされる「謹んで~」の定型文ではありませんのでご了承ください。

祝電・祝文の基礎知識

 卒業式になると「祝電披露」という言葉が出てきます。最近では「お祝いのメッセージが届いていますので紹介します。」と、分かりやすく言うことも多いです。

書式は決まっているの?

 学校間の形式的なものは書式のようなものになっていますが、個人で出すものに書式は無いようです。ただ、最低限のパターンとして、「お祝い」「メッセージ」「送り主」は書きます。日付は卒業式当日のものを入れたり入れなかったりのようです。

 ただ、型にこだわって書きたいというのであれば、ネット上に文例は山ほどあります。参考にしてみてください。

縦書き?横書き?

 これも特に決まっていません。

日本語?

 特に決まっていませんが、読めなければ意味がないと思います。

電報でなければダメ?

 電報にするとお金がかかります。今の時代、「電報じゃないから失礼だ!」なんてことは無いと思います。気持ちを込めたメッセージを少し良い紙にプリントアウトして届ければよいと思います。(私はA4のコピー用紙に印刷して庁内メールで送りました。)
逆に、転勤していった先生から電子メールが来て、それのプリントアウトを頼まれたこともあります。

いつまでに送ればいい?

 むしろ、形式やら何やらを気にするより、このことが重要かもしれません。多くの場合、掲示して紹介してくれますのでギリギリに送ってしまうと余計な仕事を増やしてしまうことになりかねません。模造紙にレイアウトを考えながら貼っていくこともありますので、最低でも1週間前には届けておきたい(もらいたい)というのが庶務係として思うことです。

思いを伝える祝文

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素直な表現で

 卒業式の祝文だからと改まった表現を気にしすぎるあまり、いろいろと調べたり前年度の祝文を参考にしすぎたりと「型どおり」の文面になってしまうことが多いようです。しかし、子どもたちの様子を見ていると、幼稚園の先生からのエピソード入りのメッセージや、元担任のイラスト入りのメッセージなどとっても嬉しそうに読んでいます。確かに、場にふさわしいものという条件はありますが常識の範囲内でオリジナルの文面で送ってあげた方が意味のある祝文になると思います。

文例付き雛形(Word)

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雛形例文①4年生時担任

ご卒業おめでとうございます。

 六年間の小学校生活を終え、それぞれの進路に向かって旅立とうとする皆さんは、心も体も大きく成長されたことでしょう。

 “Challenge!”を合言葉に動物園ガイドやオリジナル劇に取り組んだ日々が、つい昨日のことのように思い出されます。

 これからも自分の道を信じ、突き進む強さと、周りに目を向け手を取り合う優しさを大切に、未来に羽ばたいてください。

 ご活躍をお祈りしています。

雛形例文②1年生時担任

ご卒業おめでとうございます。

 六年間の小学校生活を終え、それぞれの進路に向かって旅立とうとする皆さんは、心も体も大きく成長されたことでしょう。

 ○○公園で鬼ごっこをしたことや、○○公園で秋探しや雪遊びをしたことが、つい昨日のことのように思い出されます。

 これからも自分の道を信じ、突き進む強さと、周りに目を向け、仲間と手を取り合う優しさを大切に、未来に羽ばたいてください。

ご活躍をお祈りしています。