新出漢字の指導をどのようにしていますか。ドリルやノート、オリジナルプリントなど様々な方法がありますが、自由自在に編集できて、何度でもプリントアウトしてできるドリルを「自分で」つくることができます。今回は、そのシステムをExcelとWordでつくりました。
テンプレートのダウンロード
私が作成した問題です。マス目が大きいので低学年向けになっていますが、アレンジして使ってみてください。いろいろ使う中で仕組みも分かってきます。
解説「差し込み印刷」機能を利用する
Excelでやること
表で漢字、読み、熟語を一覧にしていきます。このよさとしては、練習させたい言葉を自分で設定できることですので、子どもが苦手にする言葉や、テストに出るものなどにしぼって練習させることができます。学習したことがテストにも出れば、成果もわかりやすく、意欲にもつながるかもしれません。
Wordでやること
プリントアウト用のシートをつくる。例はマス目の大きめな1,2年生向けのシートです。もちろん、1枚ずつ作ってもできますが、微調整をしたり、枠をコピーしたりするのが結構面倒です。レイアウトも崩れてしまう場合もありますし。でも、差し込み印刷機能を使えば、そういった心配もありません。そんなのめんどくさい!出来上がったものもネット上にたくさんあるし問題集だってある!という声が聞こえてきそうですが、ごもっともです。今やいろいろなものがダウンロードできます。
データがうまく表示されない場合
既存のリストから問題集の読み込み
最初に使う時に、Wordで「読み込みますがいいですか?」というメッセージや、「読み込み先が見つかりません」というメッセージが出る場合があります。その時は、読み込み先を設定し直します。Wordの「差し込み文書」の「宛先の選択」→「既存のリスト」から選びます。うまくいけば問題が表示され、いつでも好きなページをプリントアウトすることができます。
差し込み印刷タブのここを動かすと、表示されるデータが切り替わります。
いろいろ応用できるよ「差し込み印刷」
このシステムは半分、自分のスキルアップを兼ねて作りました。差し込み印刷って仕組みがわかるといろいろなことに応用できます。最初は「?」でしたが、一度わかってしまうと、こんなことができるんだ!と目からウロコダンゴです。便利ですよ。賞状とか、名札とか領収書とかなんでも応用できます。もっと言うと、通知表までできちゃいます。まずは、ちょっとのぞいてみてください。
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