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まもなく令和元年が終わり、次の学年へと気持ちを新たにする時期になりました。今年度は、新型コロナウイルス対応で例年通りの準備ができず、今までに経験したことのない課題も多く予想されるスタートです。こんな年だからこそ、基礎基本的なことを確認し、あらゆる困難にも柔軟に対応できるよう、新年度に向けての準備を札幌市学級経営研究会で進めてみませんか。毎年、新採用になった先生方も多数参加の学習会ですが、今年は実施できないため資料を掲載しますのでご参考にされてください。
札学経 春の学習会
〇今回のテーマ
よりよい新学期をスタートさせるために、事務局スタッフが中心となって作成した資料を発信します。
【特集】 学校再開後の学級経営
札幌市学級経営研究会 会長 佐藤 政美
長期の臨時休業明けの新学期であり、新型コロナウイルス感染症のために、教育活動に対する様々な制限がある中での学校再開です。より一層子どもたちの状態を踏まえて、その状態に即した学級経営が必要です。
① 子どもとの関係を壊さない叱り方
札幌市立手稲山口小学校 教諭 伊藤宣喜
今年度、コロナ対応で学校事情も様々です。新年度、学校で子どもたちとの出会いの時間も限られたものになるかもしれません。その中で、「子どもとの出会い」はとても大切な時間です。子どもを叱らなければいけない場面はすぐ起きるかもしれませんが、その中でもブレない&ためらなわないようにすることが大切です。
② 教室の飾りにしない!学年&学級目標の決め方
札幌市立白楊小学校教諭 田中 智
子どもによって、学年によって、学級経営の考え方によって、決め方は様々です。子どもにとってよりよい方法はどれか、その選択肢の参考にしていただければと思います。せっかく考えて作った目標を活かせる場面を普段から教師が意識することも大切だと思います。
③ QUの視点で考える「授業づくりのポイント」
札幌市立稲積小学校教諭 中田 礼華
子どもたちの学校生活におけるほとんどの時間は「授業」である。授業の時間な中で、子どもたちの学ぶ力を高め、子ども同士の関係も作っていく授業にするためにはどうしたらよいかを考える。
④ 算数を通して考える「授業づくりの基礎・基本」
札幌市立藤野南小学校 濵田 風太
授業づくり、板書、発問など、どの教科にも通じる基本的なことをまとめています。
⑤ 集団づくりのポイント!実態を把握した上での集団作り
札幌市立旭小学校 平山 佑樹
実態を正しく把握し、それに合わせてルールとリレーションを構築していくことが重要です。
⑥ 初任1年目を終えて
札幌市立苗穂小学校教諭 小川 翼
この一年で感じたこと、今後に向けてすべきこと。
この春に新採用となった先生や、同世代の若い先生に少しでも参考にしていただければと思い、事務局から依頼して書いてもらいました。