北海道も暑い日が続いています。ここ数年は、蒸し暑い夏が続いていて夏バテ気味になります。景気が上向いているということは実感できなくても、ここ数年で気候が変化してきていることは実感できます。昨日、札幌管区気象台で行われた「緊急地震速報の研修会」に行ってきました。そこで得たお得な情報をこちらでも紹介します。
社会科の情報単元で「緊急地震速報」を教材化
どのような研修会かというと、ひとつはタイトルにあるように、「緊急地震速報」についての学習です。どのような仕組みで発報されるのか、震度速報とのちがいは何かなどです。そして、それを授業でどのように扱ったらよいのかを、札幌市を代表する社会科の先生方がわかりやすくコンパクトに教えてくださいました。後半は、社会科に限定せず、学校の中で「防災教育」をどのように行っていくかということでワークショップを行いました。本州から比べると、危機意識が薄いと言われても仕方がないような状況の中で、教職員も含めてどのようにしていくことが望ましいか、知恵を出し合いました。2学期の実践にも役立てられたらと思います。研修の成果を当会研究大会の授業にも生かしました。
天気とその変化等、冬の天気など他の単元でも
札幌管区気象台で作成している授業で役立つホームページ
教育出版の教師用指導書でも紹介されています。子どもの調べ学習にも使いやすくなっていますし、社会科については指導展開例付という先生にとっても便利なサイトになっています。
・5年生社会「くらしを支える情報」…緊急地震速報を中心に展開します
・5年生理科「天気の変化」冬の天気…大雪になった日の天気図があります
・ 大雨から身をまもる
最後は気象台の見学
研修会の最後に建物の中を見学させていただきました。モニターがたくさんあってワクワクしました。予報、注意報・警報、地震、火山。普段何気なく見ている天気予報。文句をいいたくなることもありますが、実際に仕事をしている現場を見ると、すごいなぁと思いますね。子どもの頃気象予報士になりたいと思っていたので憧れの場所のひとつでした。この研修は、毎年実施しているとのことですので、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがですか。
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