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特別支援教育と学級経営を考える 高畠昌之先生による平成24年度 札学経冬の研修会①

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 今年も1月11日(金)、学級経営研究会冬の研修会を札幌市教育文化会館で実施しました。この研修会は、「一人一人が生き生きと楽しく活動する学級を目指して」というテーマで毎年実施しています。講師の方にご指導いただきながら、参加者同士が交流を深め、私たちが理想としている学級経営を一緒に考えていく研修会です。今回も、ご多忙の中、たくさんの先生方にお集まりいただき、学びを深めることができました。ありがとうございました。

午前の部 高畠 昌之先生

 今年は、釧路市美原小学校教頭高畠昌之先生、株式会社ゆめかな代表石川尚子先生を講師にお招きしました。とても貴重なお話を聞くことができ、また3学期もがんばろうという気持ちを新たにすることができました。

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「特別支援教育と学級経営」

・「ねがい」と「ねらい」を区別!

 子どものことを思い、一生懸命やればやるほどうまくいかなくなる。そんなことはありませんか?教師も保護者も、子どもたちにこうなってほしいという「ねがい」はあります。しかし、それが実態に合っていなかったり、そのためにどうするかという「ねらい」がはっきりしていなかったりということも多いようです。

・実態に応じて具体的な指導を!

 高畠先生からは、「ねらい」を考える際には、何が正論かではなく、何が使えるかを考えること。子どもの実態をきちんとつかむこと。の大切さを教えていただきました。その中で、学級経営の目指す姿を具体的に考え、それに向けたゴールを段階的に設定していく際、実態を正しくとらえるための共通の尺度として、Q-Uが有効ということをわかりやすくお話ししていただきました。また、特別支援についても、集団のどのポジションにいて、集団がどのような状態なのかを正しくつかみ、先生同士で共有すること、Q-Uの結果で満足群にいるから安心ということではなく、個別にみていくことの必要性や、変化の気になる子についての見つけ方を、実際の例をもとに解説していただきました。まさに、自分の学級をイメージしながら頭をフル回転させ、考えながら聞いた午前の部でした。

参加者の声 ご参加ありがとうございました

・とらえ方を広げるツール、それを生かす方法がわかりとても勉強になりました。

・今回お話を伺って、より深まったり、自分を見つめなおしたりすることができました。この講座を受講してとても元気になりました。

・Q-Uを多面的にとらえて、活用することの有用性がよくわかりました。

・とても勉強になりました。実践的なものだったので、学校ですぐに使ってみたいです。また来たいです。

・具体事例がたくさんかつ理論的でわかりやすく、あっという間でした。

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