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第20回研究大会を札幌市立新光小学校で開催しました。

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 2014年11月27日に本年度の学級経営研究大会を札幌市立新光小学校にて実施します。伊藤宣喜教諭による4年生国語「野原の仲間になって」の実践です。

より良い授業を目指して

 伊藤学級で実施した Q-U では、概ね学級生活満足群に属しているという傾向が見えました。一方で、学級内で認められてていると感じていることが少ないという児童もいます。個々の気持ちをどう捉えて関わっていくと、学級全体がさらに良い方向に進んでいくか、授業を通して改善していく方法を考えていきます。教師と児童とは良い関係が築かれているようなので、研究大会に向けては、友達同士が認め合う場をどのように設定していくかを考えながら授業づくりを進めています。

開催要項

2014年 11月27日(木)

14時25分から16時45分 (受付13:50)

会場:札幌市立新光小学校【定員30名】
(札幌市北区新琴似1条12丁目1番1号)
参加費:無料

主催:札幌市学級経営研究会
後援:札幌市教育委員会  北海道教育委員会

「国語」のはらうた

 野原の生き物や植物などになりきって書かれた詩を読み、その興味・関心をもとにして、自分はどの野原の住人になって詩を作り、どんなふうに表現するかを考えて書くという単元である。今回は、「のはらうた」の単元から、世界に一つだけの「1組ののはらうた集」を作るという単元を貫く目標を立て、見通しをもたせていく。また、授業者の一方的な押し付けにならないよう、単元の導入では、詩から作者を考えてみる問題を設定するなど、子どもたちの興味関心を引き出していきたい。また、本学級では、「書きたい」ことがあっても、「どのように書けばよいか分らない」といった児童が多いことから、1時間ごとに「読む」活動を行い、詩を創作する技能を高めていきたい。

授業者 伊藤宣喜教諭

札幌市立
新光小学校
教諭

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満足型学級を目指す手立て(例)

満足度学級を目指すため①

 学習のパターン化1時間で一つの技を習得し、練習するというサイクルを行うことで、学習の見通しをもたせ、安心して取り組めるようにする。

満足度学級を目指すため②

 可視化の工夫どの子でもイメージしやすくするために、虫の写真を提示する。なりきってつぶやいた言葉がそのまま詩の言葉になることに気付くことができるようにする。

満足度学級を目指すため③

ゆさぶり

① 前半部分と後半部分で作者の違った一面に出会わせることで、詩の面白さに気付かせる。それにより、子どもの自発的な「書いてみたい」という意欲を引き出す。

② 強調したい部分をマスキングし、注目させる。

満足度学級を目指すため④

ブレーンストーミング

① 後の個人の創作活動がしやすいように、グループでできるだけたくさんのイメージを出し合う。 ※BS4原則・自由奔放・批判厳禁・量を求む・便乗発展

② 意見を書く、話し合いを進めるなど個別に役割分担をする。 ③ ワークシートで入れる内容を絞ることで、意見を出しやすくする。

◎ 参加される先生方へ
・ご都合が悪くなりましたら、こちらよりお知らせください。

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